法人税の申告書は別表一が申告書、他の別表は明細書という構造で、その内容は多岐にわたり別表は200種類以上あります。「法人税全表」ではそのすべての別表を作成でき、連結納税や特別償却の付表などの作成も可能です。(自動計算はよく使われる主な単体納税用別表に限定されます。)作成した申告書はプリンタで印刷してそのまま税務署に提出できます。一つのファイルに各種の様式を保存するのでデータ管理も容易になります。
申告書の作成は、複数の明細書に必要事項を埋めながら徐々に完成させていくというたいへん複雑で手間のかかる作業です。効率よく仕上げるためには記入の順序にも経験が要求されますが、「法人税全表」では記入の順番は決まっていません。記入できるところから記入していけばよく、各連動間の計算はそのつど行われます。画面上に同時に複数の別表を開いて見ることもできます。
別表四には各連動表から転記されてきますが、ここで新規に区分を追加することもあります。追加する項目が多い時は次葉が作成されます。次葉の枚数に制限はありません。別表四の留保分は、別表五(一)の増減項目に転記されます。別表五(一)では指定した区分をまとめることができます。
連結納税の別表の作成もできますが計算機能はありません。すべて記入して印刷するワープロとしてご利用いただけます。
電子申告は、各別表および勘定科目内訳明細書、事業概況説明書について国税庁のe-Taxソフトに組み込むファイル(xml形式)を作成する機能があります。電子署名・送信はe-Taxソフトで行います。
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